青森ねぶた祭りは桟敷席がおすすめ
暑い暑いと言いながら、博多のお祭り「博多祇園山笠」も終わり、夏はこれからがなお本番ですね。
九州に住んでいると、東北地方のニュースはあまり流れません。
よほど大きな事件でもないかぎりテレビでは放送されませんし、知らないうちに東北のお祭りは終わってしまいます。
今日から「青森ねぶた祭り」が開催らしですが、テレビで全然取り上げられません。
今日からなんだ~と気が付いて、以前青森に旅行した時に見た「青森ねぶたの里」を思い出しました。
憧れのねぶたが常時飾ってある施設です。
そこで初めて、本物のねぶたを見ました。
ハネトの体験もあり、ちゃっかり参加して跳んでみました。
それがなんと、数年前に閉鎖していました・・・
あら~、知らないうちにつぶれてたのね~
残念ですね。
青森ねぶた祭りに行けない人にとっては、一年中体験できる施設だったのに。
「青森ねぶた祭り」は九州人の私からすれば、たぶん本物を見ることができない、遠い地方のお祭りなのです。
「青森ねぶたの里」でねぶたを見たのは貴重な体験でした。
これからは、本物を直接見るしかないですね。
目次
青森ねぶた祭りは桟敷席がおすすめ
青森ねぶた祭りは8月2日から7日までの6日間に渡って開催され、その期間は青森市内はねぶた一色といった雰囲気になります。
毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れ、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
観光客として行ったら、観覧席や桟敷席を購入すると、楽に見物ができて、ゆっくりと楽しめます。
場所取りをせずにゆっくり見たいということならば、有料席を購入するのがよさそうです。
桟敷席のおすすめ
桟敷席は、子ども連れの場合には、観覧席よりも落ち着いて観覧できます。
3号席の高桟敷席や31号席の大桟敷席は、イス席よりも視点が高くなり見やすくなります。
ねぶたの下には高さ2mほどの土台(台車)があるので、高めの位置にある桟敷席は見やすく、ハネトやねぶたを間近で見ることができます。
有料観覧席の種類
全席指定席ですが、市役所駐車場に設けられる31号席の大桟敷席のみ指定ブロック内での自由席です。
- 桟敷席(ビニール製ゴザ敷き床)
- イス席(パイプ椅子)
- 大桟敷席(ブロック内自由席)
販売開始時期
例年6月下旬より販売予定。
(購入方法など詳細は6月中旬に発表)
*8月2日~6日の個人観覧席(2016年の場合)
7月1日(金)10:00~ 青森市内の販売店で店頭販売開始(電話申込不可)
7月2日(土)10:00~ チケットぴあやコンビニ等で販売開始
*8月2日~6日の車いす専用席、8月7日の昼ねぶた観覧席、昼ねぶた&花火大会セット券
7月1日(金)9:00~ 青森観光コンベンション協会で電話・窓口受付開始
購入場所
- 青森市内の旅行社
- チケットぴあ
- ローソンチケット
- セブンチケット
- 青森ポータルサイト「ポみっと!チケット」
料金
指定席:1人3,000円(税込)
自由席(31号席のみ):1人2,600円(税込)
※パンフレット付き
※3歳以下の膝上観覧は無料、座席を必要とする場合は有料。
ハネト(跳人)で参加できます
博多の「博多祇園山笠」も、7月15日の本番に向けて様々な行事があり、楽しめます。
「青森ねぶた祭り」は観客として観覧するだけでなく、ある条件さえ満たせば観光客でもハネトとして参加できます。
青森ねぶた祭ではハネト(跳人)と呼ばれる踊り子たちが「ラッセラー ラッセラー」と声を掛けながら、大型ねぶたと一緒に跳ね歩き祭りを盛り上げます。
青森ねぶた祭を盛り上げるハネト(跳人)には、ハネトの正式な衣装(正装)を着ていれば誰でも参加できます。
事前登録や当日の受付も必要なく、特に団体に所属している必要もありません。
衣装には貸衣装もあるので、参加の敷居はかなり低いです。
会場周辺にねぶたの衣装をレンタルしてくれるお店がたくさんあり、安いところで1日3000〜5000円でレンタル&着付けをしてくれます。
お祭り好きとしては、一度参加してみたいですね。
参加ルールの確認
- 実行委員の指示に従います。
- 出発30分前までには待機場所に集合しましょう。
- 途中参加や運行中の逆戻りはダメです。
- 必ず正装(花笠も必須)に着替えます。
アクセス方法
- 【電車】青森駅下車 徒歩約5分~20分
- 【車】青森自動車道「青森中央IC」より約15分
駐車場:有料駐車場あります。(青森操車場跡地北側 1回500円 乗用車専用)
住所:青森県青森市中央3丁目15-4
駐車場は青森操車場跡地北側に乗用車専用有料駐車場が用意されています。
駐車場からねぶた祭りの会場までは徒歩で約15分です。
会場周辺は交通規制も敷かれていますので、車輌でのアクセスは出来ません。
青森ねぶた祭りは桟敷席がおすすめ まとめ
青森ねぶたの里に行ったとき、ねぶたとねぷたはどう違うのかを説明してもらいました。
もともと呼び名の由来は同じで、地域によって訛り方に違いが生まれ呼び名が分かれたと聞きました。
地域別でいうと、弘前を中心にした津軽方面は、ねぷた。青森を中心とした北津軽や下北の幅広い範囲でねぶた。と呼ばれています。
ねぶたとねぷたは形が違います。
ねぷたは扇型で、鏡絵と見送り絵(正面と裏面)に絵が描かれていて、ねぶたは立体的です。平面ではなく立体的な人形型になります。
九州にいると、青森ねぶた祭りは遠いので、ちょっとあこがれのお祭りになります。