軍艦島への行き方とアクセス
軍艦島って、なんだか神秘的!
確かに、島の形が軍艦に似てるし・・・
世界遺産に登録されて、一気に注目度が高まりました。
なんでも流行りものもが好きな私は、当然ですが軍艦島に行きたくなりました。
長崎には何度か行ったことがありますが、有名な観光地(グラバー邸とか大浦天主堂とか)しか知りません。
船に乗っていく観光地にわくわくです。
目次
軍艦島への行き方とアクセス
私たちは軍艦島へは車で出かけました。
前日に九十九島を観光して、九十九島の近くのホテルに泊まっていたので、集合場所までの距離が結構あり、出発時間ぎりぎりになりました。
焦りながら高速を走りました。
天候はイマイチでしたが、軍艦島まで行ってきました。
軍艦島の行き方(アクセス)
高速道路を利用
高速道路の最後の出口・長崎出島道路出口で降り、信号を左折、グラバー園方面へ進みます。
300メートル程行くと、道路中央に『大浦海岸通り』の電停があり、その角に『ガスト』があります。
『ガスト』を右折すると、右側に「常盤県営駐車場」があります。(120円/30分)
市電(路面電車)を利用
JR長崎駅から行く場合は、(1)番の「正覚寺下行き」に乗車し、「築町」で下車、降りる 時に「乗換券」を貰い、反対側の停留所から(5)番「石橋行き」に乗車します。
「築町」から2つ目の停留所『大浦海岸通』で下車、レストラン「ガスト」に 向かって行くと隣が『常盤ターミナル』です。
軍艦島クルーズ 事務所
電話での問い合わせ:095-895-9300
軍艦島ツアーの予約はホームページからします。
午前便 |
ミュージアム受付:9:00~9:30
常盤桟橋集合:9:40 出航:10:30 軍艦島付近着:11:15~11:30(周遊) 軍艦島上陸:11:30~12:20 常盤桟橋帰港:13:00 |
午後便 |
ミュージアム受付:12:00~12:30
常盤桟橋集合:12:50 出航:13:40 軍艦島付近着:14:20~14:35(周遊) 軍艦島上陸:14:35~15:25 常盤桟橋帰港:16:05 |
軍艦島ツアーの予約
軍艦島ツアーの予約はホームページからします。
空き状況を確認して、希望日の席をクリックします。
人気があるので、席数がすぐに埋まるみたいです。
席を予約したら、すぐに料金を振り込みます。
私は大人2名で申し込み、料金は8,600円でした。
いっしょに申し込むと、軍艦島デジタルミュージアムの料金は半額の900円になりますが、私は買いませんでした。(正解でしたね)
上陸できなかった場合、軍艦島デジタルミュージアムに無料で入れてくれるので、買わなくてもいいみたいです。
天候により、なかなか上陸できないみたいですよ。
軍艦島 クルーズ 当日
朝早く、前日の宿泊先のホテルを出たつもりだったのですが、意外と遠かったし、クルーズの受付は9:00からなのでもっと早く出るべきでした。
駐車場を探してくるくるまわり、ぎりぎりに着いたので私たちは最後に乗船しました。
つまり、通路側で窓の外がよく見えなかった・・・残念。
窓際の席に座りたかった~~
それでもめげずに、無理やり写真撮影や動画を撮りましたけど。
窓際の男性の方に上からカメラを落としそうになり、迷惑をかけました。当たらなかったのが幸い。
なんせ、船が揺れますから、その状態で立って撮影するのは難しいです。
天候は荒れてました。
欠航にはならなかったのですが、揺れて揺れて・・・
乗船する前に、売店で酔い止めの「バンド」を買いました。
薬が欲しかったのですが、薬局ではないので買えず、手首にはめる「酔い止めバンド」。
「効きますか?」と質問したら、「よかったよ、と言われるお客様はいらっしゃいます。」とのこと。
それしかないので、取り合えず二人分買いました。計1,000円なり。
手首にはめて、どこかのツボをグッと押すそうです。
怪しいなぁ~と思いつつ、船が大揺れするのでずっとツボを押しまくっていました。
やっと軍艦島に着きましたが、悪天候で上陸不可。
結構、上陸不可は多いらしいです。
5回挑戦して、5回とも上がれなかったという人もいるらしいです。
船が大揺れで気分がイマイチだし、二度目の挑戦はありません!!
上陸はできませんでしたが、コンシェルジュの方が丁寧に説明をしてくださいました。
島のまわりをぐるっと周りながら、建物の説明がありました、
軍艦島は本当は「端島(はしま)」といいます。
炭鉱の島だったのですね。
海底を掘り進み、石炭を採って暮らしていた島です。
狭い島に、炭鉱で働くお父さんとその家族がひしめいて暮らしていたそうです。
昭和30年~40年代当時、日本一の人口密度で、活気があり、お給料も高く、豊かな暮らしぶりだったそうです。
住居は6帖一間くらいで、高層住宅のエレベーターなしです。最高幹部の家はベランダ付きの木造家屋でした。
全部、軍艦島コンシェルジュの方の受け売りですが・・・
後ろの席の女性と前の席の男性はダウン。
酔った人にはさまれて、私も危なかったです。
たよりは「酔い止めバンド」のみ。
なんとか耐えたのは、「酔い止めバンド」のチカラかもです。
船を下りてからバンドを外すと、ツボを押した跡がくっきり残っていました。
意外と、ツボ押しは効くのかも!
主人もずっと、力を入れてツボを押していたと言います。
助かりました!
乗船の際は、酔い止めの薬か「酔い止めバンド」をおすすめします。
軍艦島ツアーのおすすめ
結局上陸はできなかったので、代わりに軍艦島デジタルミュージアムに無料で入れてもらいました。
通常、ツアーの申し込みの時に軍艦島デジタルミュージアムの入場券をセットで買えます。(セットは半額)
船酔いで少し弱っていたし、上陸できなくてもいいや、という気分だったので、代わりに軍艦島デジタルミュージアムにタダで入れてラッキーだったかな。
天候が荒れると上陸できないし、そもそも荒れがひどいと船が欠航します。
荒れた時のために、ちゃんとフォローしてくれるので良かったです。
軍艦島デジタルミュージアムは、軍艦島の歴史や働いていた人たちの写真、炭鉱の内部の写真、住宅の再現コーナーなど、盛りだくさんでした。
島の地中深く(海の中)で、命をかけて石炭を掘っていた人たちに敬意を表します。
島の人たちの暮らしは豊かだったそうで、そこにホッとするものを感じました。
テレビの普及率がまだまだ低かった時代に、島では各家庭にテレビが普通にあったそうです。
コンシェルジュさんの話の中で、興味深かったのがトイレです。
トイレの場所は数か所あり、みんなで使っていたそうです。
海に落ちていくので、そのあたりの海は栄養が豊かで、魚が大量にいたらしいです。
なんだかねぇ・・・と思いつつ、有機肥料を畑にまくようなものかと、納得しました。
大浦天主堂見学・・・おまけ
軍艦島デジタルミュージアムの近くに大浦天主堂があるので、本当についでに見に行きました。大浦天主堂の関係者の皆さん、失礼しました。
帰りに買ったカステラがめちゃくちゃおいしかったです。
本場は違うねぇ~
軍艦島への行き方とアクセス まとめ
軍艦島に上陸できる確率は低いです。
酔い止めの薬を持参して、挑戦してみてください。
世界遺産ですからね、行ってみる価値はありますよ。