隠れキリシタンの現在は?フランシスコザビエルと平戸キリスト教布教

隠れキリシタンの現在は?

隠れキリシタン 現在

隠れキリシタンなんて、豊臣秀吉の時代でしょ。

そんな人たちが今頃いるわけないじゃん、と思っていました。

ところが~

長崎の平戸を旅行して、今なお隠れキリシタンと呼ばれる人たちが暮らしているらしいと、聞きかじりました。

え~そうなの~

と驚きですね。

平戸市の生月島では、「かくれキリシタン」という貴重な伝統文化が今も受け継がれています

ちなみに、禁教時代に信仰を秘かに続けた人々を「潜伏キリシタン」

禁教が解かれた後も、それまでの信仰の仕方を継続した人々を「かくれキリシタン」と呼ぶそうです。

隠れキリシタンの現在は?

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平戸に行ったら、お魚がおいしいので鯛茶漬けを食べよう、なんてことしか考えずに平戸に行きました。

あまり平戸のことを知らずに行ったものですから、平戸ザビエル記念教会を見て、その美しさに驚きました。

キリスト教信者ではありませんが、お土産にマリア像を買いそうになりました。

隠れキリシタン 現在

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宣教師フランシスコ・ザビエルが平戸で布教を始めたのは天文19年(1550年)です。

平戸は長崎初のキリスト教伝来の地でした。

平戸ザビエル記念教会は昭和6年に建設された教会です。

柔らかな印象が漂うモスグリーンの教会です。

中に入れたので、信者ではありませんが教会内を見学できました。

窓にはステンドグラスが入っていました。(写真撮影は禁止)

弾圧から復活

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明治政府が信教の自由を認めると、潜伏キリシタンの人たちはカトリックに復帰し、堂々と祈りを捧げられる教会を建て始めました。

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その中で、あえて復活しないで、禁教時代の信仰スタイルをそのまま継続している人々を「かくれキリシタン」と呼んでいます。

現在、その信仰を守っているのはごく一部ですが、殉教地や墓地などの聖地は人々の手で今も大切に守られています。

平戸・キリスト教布教の歴史

平戸で布教が始まる

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戦国時代のさなかに、すでに海外との交流が盛んだった平戸の港に、日本で初めてポルトガル船が入港します。

そのころ、宣教師フランシスコ・ザビエルが平戸を訪れ、キリスト教の布教を始めます。

キリスト教が広がる

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平戸を治めていた松浦氏(隆信)は、交易上でもよいことだと考え、家臣の籠手田氏らがキリスト教に改宗することを許します。

彼らの領地だった生月島や平戸島西岸地域の住民をキリスト教に改宗しました。

信者は「キリシタン」と呼ばれました。

キリスト教の弾圧

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豊臣秀吉は天正15年(1587年)にキリスト教宣教師を国外に追放しますが、平戸で本格的に弾圧が始まったのは、キリスト教に寛容だった松浦氏が亡くなった慶長4年(1599年)からです。

潜伏し、秘かに信仰を伝える

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集落にあった教会堂や十字架は壊されますが、キリシタン信仰は秘かに続けられ「潜伏キリシタン」と呼ばれています。

家の奥に「納戸神」と呼ばれるご神体をおまつりし、「オラショ」というキリシタンの祈りの言葉を唱えながら、信仰を受け継いでいきました。

秘かに信仰を伝えてきた行事などを続ける

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禁教が解かれた後も、禁教時代に秘かに守ってきた信仰の仕方を継続した人たちがいました。

彼らは「かくれキリシタン」と呼ばれています。

彼らはこの地で信仰を守って亡くなった祖先と亡くなった場所を聖地として崇拝しています。

彼らは教会を持たず、また禁教時代に取られたかくれキリシタン信仰と、仏教や神道を並行して行うスタイルをそのまま続けています。

ふたたびキリスト教の信仰を行う

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嘉永5年(1853年)のペリー来航で、鎖国が終わります。

その後、長崎の外国人遺留地に建てられた大浦天主堂に潜伏キリシタンが訪れたことで、日本に、長い禁教時代を耐えてキリシタンの信仰を続けた人々がいたことが広く知られることになりました。

明治6年(1873年)に明治政府がキリスト教の禁教を解除することになり、カトリックの神父が各地で布教を行った結果、大勢の潜伏信者が合流し、潜伏信者の集落には教会堂が次々に建てられていきました。

かくれキリシタン信仰を継承

生月大橋

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平戸島の春日集落

平戸島から生月島へは生月大橋(いきつきおおはし)を渡って車で行きました。

生月島にあるカトリック山田教会は受難の歴史を伝える生月島のシンボル的存在です。

平戸島の春日集落には美しい棚田が広がります。

弾圧時代以降、かくれキリシタンが生活を営んできた集落です。

禁教令が解かれた後も、カトリックに復帰しないで、かくれキリシタン信仰を継承しています。

平戸島の春日集落は平戸大橋から車で30分です。

見学は自由です。

平戸大橋

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隠れキリシタンの現在は? まとめ

隠れキリシタン 現在

かくれキリシタンはずっと昔の話だ思っていたら、現代まで続いている信仰だったのですね。

平戸に旅行するまで、知識がほとんどありませんでした。

それで、遠藤周作の「沈黙」を読むことにしました。

図書館に予約を入れたので、あさってには借りられるでしょう。

岡田准一主演で今年の初めに映画が上映されていました。

まずは、本を読んで勉強しますね。