湯めぐり手形のおすすめ♪
黒川温泉の湯めぐり手形で3つの温泉に入るのを予定していましたが、翌日の朝、雪の原になった黒川に大慌て!
初日に2つの温泉に入り、手形にハンコを2つもらっています。
翌日に残りの1湯に入って、ゆっくりと帰るつもりでしたが、雪道のためホテルから動けなくなりました。
温泉に入るより、どうやって家に帰るかという方が優先されることに・・・
目次
湯めぐり手形のおすすめ♪
翌日は雪という、アクシデント!
標高高いし、雪が降って当たり前の地域なのですが・・・
私たち以外の宿泊客は、チェーンのついたバスで時間通りに帰られましたが、私たちはノーマルタイヤにチェーンナシのレンタカーですよ。帰れません。
雪がやみ、道の雪がなくなるのをひたすら待っていたら、ホテルの従業員の皆さんに助けられました。
明日はもっと大雪になるので、雪道が凍らないうちに帰った方がいいとアドバイスされました。
お付き合いのあるガソリンスタンドから、私たちのレンタカーに合うチェーンを取り寄せて、さらに装着までしてくださいました。
車の雪下ろしもしてくれました。気温はマイナス!
外し方も教えてもらって、私たちはチェーンのついた車で出発することができました。
マイナス1度の寒い中、丁寧に見送って下さりありがたかったです。
三愛高原ホテルのみなさん、ありがとうございました。
このご恩は忘れませんよ。
恐る恐る運転する主人(チェーン装着車の運転が初めて)と、助手席で雪の風景を嬉々として撮影する私。
風景は昨日と一変していました。
昨日は100円で購入したエサのニンジンをあげた鹿も、雪の中にいました。
一夜にして、銀世界です。
温泉の湯めぐりもよかったし、三愛高原ホテルもよかったし、幸せの旅でした。
黒川温泉 湯めぐり手形
黒川温泉は露天風呂めぐりが楽しめます。
1枚1,300円の入湯手形を買えば、露天風呂3か所に入浴できるシステムです。
杉の丸太を横に切って、ひもが通してあるなんとも立派な手形!
協会に属する温泉が24件あり、好みのお湯の温泉が自由に選べます。
黒川温泉湯めぐり絵地図をもらって、地図を確認しながら黒川温泉を探索しました。
川沿いに風情のある温泉宿が並んでいます。
まず、私が行きたかったのは、山の宿「新明館」です。
岩戸風呂はひときわ趣のある神秘的な露天風呂。
洞窟風呂はここの主人が自ら掘ったといわれる味わいのある名物風呂です。
山の宿「新明館」洞窟風呂
お昼の3時過ぎころに行ったら、なんとがら空き!
人気の風呂で人が多いときはすごいと聞いていたので、かえってびっくりしました。
何もない平日の3時頃がよかったのかも。
注意書きに、一人では入らないでくださいと書いてありましたが、誰もいないし、仕方がないじゃん、一人で洞窟風呂を探索しました。
写真の通りの岩風呂。
奥に行くと、脱衣場がもう一つありました。そちらからも入れたみたいです。
脱衣場は、ちょっと怖いです。
ほとんど、外です。屋根はありましたが、間仕切りなし。
かごがいくつか並んでいて、すのこになっていたので、そこが脱衣場だとわかりましたが、大人が3人立つと満員ですね。
幸い、誰もいないし、さっそく洞窟風呂へ。
お湯につかりながらどんどん行くと、コの字型になっていて、もう一つの脱衣場へ。
こちらは少し広いのですが、岩の上にかごが置いてあるだけ。
すのこがあるだけ、私が脱いだ方がマシかも。
あまり長居をする気にはならないので、さっさと上がって次の温泉へ行くことにしました。
服を着て出る頃に若いお姉さんが二人、にぎやかにやってきました。
キャッキャッと、喜んで入っていました。
旅館「こうの湯」立ち湯
地図を頼りにずいぶん歩いて、やっと「こうの湯」を見つけました。
大きな旅館です。
雑木に囲まれ、森林浴をしながら広々とした湯につかります。
男女とも立ち湯があり、高台ならではの四季の風景を楽しめます。
立ち湯ってすごいと思って、ぜひ入りたかった温泉です。
なんと、こちらも誰もいなかった!!
贅沢な温泉気分を味わいました。
また一人で服を脱いで立ち湯へGO!
階段を下りると、私の身長でも余裕の深さでした。
背が足りない人はつかまるための丸太もありました。
温かいプールですね。
まっすぐに立ったままの風呂なので、なんだか泳ぎたくなったけど、泳ぎません。狭いから。
立泳ぎのまねなど、してみました。
もう一つ露天風呂がありましたので、こちらも入ってみました。
少しぬるめなので、また立ち湯へ。
立って入る風呂は楽ちんだと発見しました。
翌日が雪で予定変更。
これで、湯めぐりは終わりです。
「山みず木」に行きたかったのですが、あきらめました。
湯めぐり法
お肌に合わせた湯めぐり法です。
私がめぐった温泉はこちら
赤●が入った温泉。
黄色●が入り損ねた温泉
肌が敏感な方の美人湯めぐり
単純弱アルカリ性
↓
炭酸水素塩
↓
塩化物
クレンジング効果のある二つの温泉で余分な角質を落とし、仕上げに塩化物泉でしっとりコーティングします。
肌が強い方の美人湯めぐり
硫酸塩
↓
硫黄
↓
単純弱酸性
硫酸塩泉でお肌スベスベ、硫黄泉でメラニンを分解して、お肌に最も近い弱酸性のお湯で仕上げます。
肌のトラブル解消の湯めぐり
酸性
↓
硫酸塩
↓
硫酸塩
殺菌効果が高い酸性泉に入った後、肌の蘇生効果抜群の硫酸塩2連発でつるつるおはだになります。
体質改善の湯めぐり
含鉄
↓
硫黄
↓
硫酸塩
月経障害、冷え性などに効果がある含鉄泉、硫黄泉と硫酸泉で血管を拡張、体の中からきれいになれる温泉めぐりです。
温泉の効能
黒川温泉のお湯は宿ごとに異なる泉質です。泉質を選び、順番にめぐることで、健康や美肌作りにより効果的な湯めぐりができます。
単純弱酸性
刺激が少なく、お子様から高齢者、肌がデリケートな女性向けのお湯で、最も湯あたりしにくい泉質です。
単純弱アルカリ性
弱酸性単純温泉は肌により近いPHのお湯で湯めぐりの仕上げに。弱アルカリ性単純温泉は角質を取る効果があり、美肌になれる美人の湯です。
硫黄
毛細血管拡張作用があり、動脈硬化症などに効果があります。またメラニンを分解してくれる作用があり、肌にも浸透しやすいため、健康的な美白美人をつくれるお湯と言えます。
炭酸水素塩
皮膚の表面を軟化させる作用があり、皮膚病や火傷などによいといわれます。また、皮脂や分泌物を乳化して洗い流すため、石鹸のように皮膚を洗浄します。ツルツル美白効果があり、典型的な美人の湯といえます。
塩化物
皮膚に塩分が付着し汗の蒸発を防ぐため、保湿効果がよく、湯冷めしにくいお湯です。肌の角質を取る美人の湯に入った後にこの泉質に入れば、肌の乾燥も防げ、美人の仕上がりとなります。
硫黄塩
肌の蘇生効果に特化しており若返りの湯といわれます。皮膚に皮膜を作ってくれるので傷痕などを早く消してくれます。またナトリウム成分による保湿効果で身体が温まり、痛みをやわらげる鎮静効果もあります。
含鉄
鉄分を多く含み、よく温まるため、リウマチ性疾患や更年期障害などに効果があります。赤湯といわれる多くは塩化ナトリウムの影響で鉄さび色に変わっているものがほとんどで含鉄湯は希少な泉質なのです。
酸性
酸性度の高い温泉で、殺菌力があります。ただし、肌にしみるような強い刺激があるため、高齢者や皮膚の弱い方には適しません。また、美人の湯に入った後の入浴は避けた方がいいでしょう。
湯めぐり手形のおすすめ♪ まとめ
温泉手形で入れる温泉は3つ。
今回は2つでおしまいでしたが、ほかにも魅力的な温泉がたくさんあるので、黒川温泉にまた行きたいですね。
午後3時ごろがねらい目です。
洞窟風呂を一人で独占できるとはラッキーでした。