知覧特攻平和会館を巡った感想です。
鹿児島へ2泊3日の旅行に出かけました。
桜島から指宿、開聞岳、吹上浜、知覧への旅です。
鹿児島旅行の最後に訪れたのが知覧です。
九州新幹線に乗ってみたくて、博多駅から鹿児島中央駅まで【さくら】に乗りました。
1時間45分で鹿児島です。
早いですよ~
帰りも新幹線です。
平和な世界に生まれて、戦争を知らない世代ですが、知覧特攻平和会館では自然と涙が出ました。
戦争はいけないと、改めて思いました。
涙をぬぐっている人を見かけましたし、メモを取りながら熱心に見ている修学旅行生らしい学生さんもいました。
核戦争は絶対に避けなければなりません。
知覧特攻平和会館
〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17881 TEL:0993-83-2525 |
目次
知覧特攻平和会館を巡った感想
知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦の沖縄戦で、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影・遺品・記録等貴重な資料を収集・保存・展示して、当時の真情を後世に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与するものです。 |
知覧は20歳前後の若い隊員たちが満州・日本内地から終結しては、家族・国家の将来を思いながら出撃した地です。
元々は福岡の太刀洗陸軍飛行学校の分教所で、少年飛行兵、学徒出陣の特別操縦見習い士官らが操縦訓練を重ねていたところです。
知覧特攻平和会館には、様々な遺品や遺影が展示されています。
遺書や手紙類が読み切れないほど展示されていて、平和のありがたさが身に沁みました。
沖縄戦で特攻戦死された方は1,036名です。
今の平和はこの方々の犠牲の上に成り立っていると思います。
知覧特攻平和会館 所要時間
すべてを見てまわると、かなりの時間がかかります。
遺書や手紙類がたくさんあり、ひとつひとつを真剣に読むと、一日かかると思われます。
気になる手紙や遺書だけをさらっと見てまわるだけでも、2時間はいるでしょう。
その他にも、戦闘機や、海から引き上げられたゼロ戦など、本物が展示してあります。
日露戦争の東郷元帥の写真や、バルチック艦隊の旗艦であるスワロフ号の旗なども展示してありました。
カタログより
日露戦争でも、多くの日本人が戦死しています。
日本はロシアに勝ったけれど、戦死者の数がおびただしい。
戦争を繰り返すのは残念です。
世界恒久平和を願います。
知覧特攻平和会館 遺書
出撃前に、隊員は三角兵舎といわれる宿舎で数日間をすごしました。
そこで、みんなで遺書を書いたりしたそうです。
ひとつひとつが命の言葉。
読んでいると苦しくなります。
父へ、母へ、兄へ、子供へ、恋人へ
今から死ななければならない人の、慟哭が聞こえてくるような手紙や遺書ばかり。
知覧特攻平和会館の展示された遺書を見ながら、メガネを外して涙をふいているおじさんがいました。
知覧特攻平和会館 アクセス
【博多~鹿児島中央】
※ JRの場合
博多から九州新幹線で鹿児島中央駅
※ 高速バスの場合
博多駅交通センターから高速バス(桜島号 4時間10分)で鹿児島中央駅
【鹿児島中央~知覧・特攻観音入口】
※ 山形屋(やまかたや)バスセンター&JR鹿児島中央駅(東口より)から知覧 方面行きに乗ります。
知覧・特攻観音入口下車。(約1時間19分)
知覧特攻平和会館を巡った感想 まとめ
指宿の砂蒸し風呂を楽しんだり、開聞岳や長崎鼻を見て写真を撮り、浮かれていた旅行の最後に知覧特攻平和会館に行きました。
最後にしてよかった・・・
浮かれていた旅行気分も沈みました。
戦争の犠牲者の方々の遺書を見て沈痛な気分になり、平和は大事だと心から思いました。
かなり、衝撃を受けた知覧でした。
ここにくれば、誰でも平和のありがたさと戦争の愚かさがわかります。