知林ヶ島の干潮時間を確認しよう
天童よしみの「珍島物語」を思い出しました。
海が割れるのよ~♪
道ができるのよ~♪
島と島とがつながるの~♪
まさにこれです。
潮の満ち引きで、道が消えたり現われたり。
指宿の知林ヶ島は干潮のときに道が現れます。
鹿児島に行ったとき、ちょうど干潮で知林ヶ島に歩いて渡ることができました。
潮が満ちてくると危険なので、指定された時間までに帰るようにと説明がありました。
目次
知林ヶ島の干潮時間を確認しよう
所在地
〒891-0311 鹿児島県指宿市西方 TEL:0993-22-2111 指宿市観光課
アクセス 鹿児島市から車で約1時間 JR指宿駅からタクシーで約15分 JR指宿駅から鹿児島交通バス池田湖~エコキャンプ場線で約10分
■ 緊急連絡先(帰れなくなった場合) 119(災害救急情報センター) 118(海上保安庁) 110(警察の通信指令センター) 0993-22-5111(指宿市消防本部) 0993-22-2236(指宿漁協) 090-5739-1552(海上タクシー) |
出典:公益社団法人指宿市観光協会HP
「知林ヶ島」は鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ美しい無人島です。
3月から10月の期間中の大潮や中潮の日の干潮時に、長さ約800mの砂の道(砂州)が現われて、歩いて渡ることができます。
私たちは近くの駐車場に車を停めて田良岬まで歩きました。
これが約700mで15分くらい歩きます。歩きづらくて、結構疲れます。
砂に足を取られながら、道なき道を歩く感じです。
若い二人連れと一緒に出発したのに、私たちはどんどん置いていかれました。
普段から歩いて、運動をしているつもりだったのでガッカリ!
それでも何とか、若くない二人連れで島を目指して歩き続けました。
田良岬から知林ヶ島までの砂州の長さが約800mで、出現した砂浜は駐車場から田良岬まで歩くより、よほど歩きやすかったです。
こちらが20分くらいかかります。
合計、片道35分くらいです。
砂浜って、さすがに歩きにくく、結構疲れます。
両側から波が押し寄せ、なかなかの景観です。
きれいな砂浜が現れて、海の底はこんなにきれいなんだって知りました。
途中、貝が付着した大き目の岩がごろりと転がっていました。
あったのはそれくらい。
あとは砂ばかりです。
島には知林ヶ島ガイドさんいて、帰る時間(砂州の消失予定時刻)が記された立て看板があります。
島に渡り切った当初は時間を記したテープが貼ってなかったのですが、がやがやと元気がいいおばさんのグループが、時間は何時?と聞いていて、ガイドさんが青いテープを貼ってくれました。
この日は14時40分までに帰らなければいけませんでした。
もし遅くなって、塩が満ちてきたら焦るでしょうね。
早めに渡って、余裕をもって帰るのが一番いいようです。
万が一、島から帰ることができなくなった場合は、携帯電話等で指宿漁協(0993-22-2236)か海上タクシー(090-5739-1552)に連絡してください。有償で迎えに来てくれます。
道の両側から波が押し寄せてくるし、流れが早いらしいので、かなり危険だと思われます。
ごろごろと転がっている大きな岩は溶岩です。
溶岩が流れる時に石を巻き込んだらしく、岩の中に大きな石が入っていました。
帰る時間(砂州の消失予定時刻)を過ぎると潮が満ち、歩いて帰れなくなります。
島を一周しようとするおばさんグループに、知林ヶ島ガイドさんが言っていました。
「階段を上っていくと島を一周(要2時間)できるけれど、帰る時間を守らないと海上タクシーを呼ばなければならなくなる。タクシー代、高いよ!」
右の方に、砂浜から島内へ登る階段があります。
約2.5kmにわたる遊歩道や2ヵ所の展望台、休憩所等が整備されています。
体力に自信がある方はどうぞ。
早めに島に渡っていないと、帰りの時間が気になって、メチャクチャ焦りそうです。
道がなくなり、ビチャビチャ濡れながらなんて、最悪です。
潮が満ちてくると流れが早く、とても危険だそうです。
帰る時間をしっかり確認しておきましょう!
ここから帰り道です。
途中に、海の底にあるはずの、貝がいっぱいついた岩が転がっていました。
数時間後には海の底に戻ります。
知林ヶ島に渡れる時間を確認
平成29年知林ヶ島の砂州情報(出典:指宿市観光協会)
3月の砂州出現予測時刻
4月の砂州出現予測時刻
5月の砂州出現予測時刻
6月の砂州出現予測時刻
7月の砂州出現予測時刻
8月の砂州出現予測時刻
9月の砂州出現予測時刻
10月の砂州出現予測時刻
知林ヶ島の干潮時間を確認 まとめ
九州生まれですが、鹿児島のことをあまり知りませんでした。
まさか、鹿児島に韓国の珍島のような観光地があるとは!
もっと、もっとコマーシャルをすれば、人が来ますよ。
島に歩いて渡れるのは3月~から10月ですので、チャンスを逃がさないように、知林ヶ島の干潮時間を確認してから旅行の計画を立てましょう。
近くには開聞岳があります。
(戦時中、特攻隊員の方が開聞岳を後にして、飛んで行かれました。)
指宿の砂蒸し風呂もあります。
(私は2回入りました)
桜島もあります。
(噴火のときの避難壕があちこちにありました)
鹿児島は観るところが多いです。
「九州には魅力的な観光スポットがいっぱい!旅好きナースはコレを見てお出かけしましょ♪」のなかで、私の記事が紹介されました。
知林ヶ島へどうぞいらしてくださいな。