上野寛永寺へのアクセス
全国的に上野公園の花見は有名です。
上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)っていうんですね。
桜の開花時期になると、上野公園の花見の様子がテレビに流れます。
ビニールシートを大きく広げて場所取りをするサラリーマンとか、昼間から宴会をしている人々とか。
お酒は飲みませんが、花見のお弁当は大好きです。
だから、一度は上野公園で花見をしてみたいと思っていました。
上野公園は初めて行きました。
いろんなものがある公園でした。(ただの公園ではありませんでしたね)
恩賜上野動物園
上野の森美術館
東京文化会館
国立西洋美術館
国立科学博物館
東京都美術館
清水観音堂
不忍池辨天堂
などなど・・・
絶対に一日ではまわれないですね。
今回私が見たのは寛永寺の清水観音堂と西郷像。
それと、ものすごい数の花見客。
上野寛永寺へのアクセス
〒110-0007 東京都台東区上野公園5-20
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寛永寺は、徳川家光が開基、天海大僧正が開山となり、寛永2年(1625)に現東京国立博物館の敷地に本坊が建立されました。
寛永年に起立したことから寺号を寛永寺、東の比叡山ということから、山号を東叡山と号します。 寛永寺HPより引用 |
寛永寺清水観音堂
上野恩賜公園の中にあり、京都の清水観音堂がモデルとなっていて、本堂の正面を舞台造りにして、不忍池の景色を眺められるようにつくられています。 寛永八年(1631)天海大僧正により建立されました。 御本尊も清水寺より迎えた千手観音像を大切に祀っています。 こちらの千手観音菩薩は重要文化財に指定されています。 |
寛永寺は根本中堂、旧本坊表門などが点在しています。
私が見たのは上野恩賜公園にある清水観音堂です。
有名な月の松も確かに見たのですが・・・
写真を撮っていません。(残念!)
たぶん、こちらの写真の左側のところ。
花見のついでだったので、松より桜に気がいっていました。
とにかく、花見客の多さに参りました。
上野公園の花見は尋常な人出じゃなかったです。
あの、広い公園のどこもかしこもお弁当を広げる人の波。
やっと小さな水の流れの端に、二人分のスペースを確保してお弁当を食べました。
花より、人ばかり目に入りました。
今年は近所の小さな公園にある見事な桜の下で、花見のお弁当を夫婦で食べました。
小雨の中、見物客も数名で、静かでよかったです。
上野に、どうしてあんなに人が集まるのでしょうね。
近所の小さな公園の満開の桜は、上野の桜に負けていません。
清水観音堂
江戸時代寛永年間建立の清水観音堂に行きました。
赤い建物が目を引きます。
西郷隆盛銅像の近くにあり、千手観音を祀っています。江戸三十三箇所観音霊場6番札所です。
不忍池辨天堂(弁天堂)
不忍池(しのばずのいけ)の中之島に天海が琵琶湖の竹生島の宝厳寺の弁才天を勧請して建立されました。
建設は、竜泉弁天院を開基した備中松山城主の水谷伊勢守です。谷中七福神の弁財天です。
お弁当のあとに、上野公園を散策です。
不忍池のほとりで大道芸風の外人さんがギターを奏でたり、来月やっと武道館でコンサートができると嬉しそうに話してくれたミュージシャンの歌を聴いたり、それなりに楽しみました。
花見の人出で疲れてしまい、不忍池から電車の駅へ直行です。
上野公園の花見は疲れましたが、西郷さんの銅像を見られたのがよかったです。
上野公園と言えば、西郷さんの銅像ですからね。
まとめ
東叡山(とうえいざん)寛永寺
寛永寺には将軍家の霊廟があります。
徳川家は松平姓の頃から浄土宗です。
だから江戸入部後、徳川家は浄土宗の増上寺を菩提寺にしました。
後に天台宗の寛永寺が菩提寺になったのは、幕府の政治顧問である天海僧正が寛永寺の住職になってからです。
浅草寺も天台宗ですが、徳川家は宗派にかかわらず、あらゆる宗派を保護し、寺領を与えています。
上野恩賜公園にはいろいろなものがありました。
うちの近くの小さな公園とは別の次元のもの(公園)でしたね。